これまで数学で50点以下しか取れない中2生が残された期間(2~3週間)で
「70点以上を取る」ための学習法をまとめてみました。
70点以下しか取れない生徒の共通点は
1.計算力が弱い
2.関数が苦手
3.図形が中途半端
と、結局自分がこれだけはという自信のある単元がありません。
わずか1ヶ月の間で1から3の弱点を克服するには下記の目標を立てて学習を進めます。
【 目 標 】
1.計算力の強化
2.関数の基本的な問題の克服
3.基礎的な図形問題の克服
4.確率
ちなみに昨年のK中学校の後期の学年末テストを見ると
1.計算問題 (前期範囲) 9題
2.関数問題 (前期範囲) 4題
3.図形問題 (後期範囲) 6題
4.図形問題 (後期範囲)
(1)平行四辺形他 14題
(2)円周角 8題
5.確率(3学期範囲) 8題
といった出題割合です。
※ 約50題なので1題2点とわかりやすく点数を数えます。
この問題で
70点以上を確実に取るには次の計算を立てます。
1から3…全問正解が目標(8割ゲット)→ 約32点/40点
4の基本問題6割正解を目標(6割ゲット)→ 約26点/44点
5の基本問題…6割を目標 → 約10点/16点
これで合計点が68点、70点まであと1題のところまで達します。
上記の目標点を達成するためには
1ヶ月弱の期間で本人に最適の学習プロジェクトを立てる必要があります。
【 勉強法 】
1.教科書準拠テキストを使って現時点での得点力をチェック
2.計算力の強化
最低200題以上の問題をこなします。
3.関数問題
使用教材:教科書準拠テキスト及び単元別テキスト使用
基礎知識を身に付けます。グラフの書き方・読み方・直線の式の求め方
4.図形問題
基礎知識を身に付けます。
使用教材:「新中学問題集」「みるみるわかる数学」
レベルによって使用教材は異なります。
5.確率
基礎知識を身に付けます。
使用教材:「新中学問題集」「みるみる分かる数学」
※関数・図形の問題では自分でグラフ・図形を書くことがポイントです。
テキストに書き込んでいる限りは上達しません。
最終的にはもう一度総復習をして内容と理解度の点検を行います。
あとは目標点を目指して邁進します。
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