基礎基本の大事さ

古賀市の個別指導学習塾、明徳学館です。

一人ひとりを大切に古賀市内で15年

個別指導一筋で行っています。



実感としては、だいたい9割くらいの生徒の成績アップのカギは、

★基礎基本★

がきちんとできているかどうかですね。

基礎基本というと、「簡単・楽しくない」と言う生徒さんもいるのですが、

たいてい、

「基礎はできるんですが、応用が苦手みたいで・・・」と相談がある生徒は、

基礎に原因があります。

例えば、関数の問題。

「基礎はできます。」なんて言っている生徒さんに限って、

ノートにグラフを書いていない。

「問題(ワークやテキスト)に書き込んでいるから大丈夫です!」とよく言いますが、

グラフを書く癖がついていた生徒さんは、座標の直線の距離や、

中点の座標の公式、関数の式を手早く求める・・・

こういったのは、説明されなくても「肌感覚」で、すっと理解できます。

学年5番以内くらいになると、

基礎基本の取得を、短時間でできるようになるため、

今度は敢えて、難しい問題に手を出す必要があります。

難しい問題とはどの程度かと言いますと、

福岡県の公立高校入試問題より、もう少し上のレベル

です。

そんなレベルは必要無いと考えがちなのですが、

本来、優秀な生徒にとっては、

中学校内容は3年かける方がおかしいのです。

高度な問題であっても、用いられている基礎基本は全く同じです。

その基礎基本が、どのようにひねることができるか?

が、高校に入った後の大切な発想力になっていきます。

それは、小学校内容を高度に極めると、中学校内容が簡単になるのと、

同じ原理です。

あとひとつ。

中学校内容と、高校内容が大きく異なるのは、

抽象度の高さ

でした。

ですから、普段通りの基礎基本の身に付け方では、

ここがどうしても疎かになるのです。

これは、指導的な立場の方がリードしていかないと、

自ら頑張れる人は、まずいないでしょうね。

別に5教科そろって・・・でなくてもいいのです。

抜群に得意な科目があれば、その科目だけでも次のステップに進めばいいのです。

言い換えればこのステップは、

わかること・点数が取れることが楽しいから、わからないことが楽しい

への転換期とも言えるかもしれません。

わからないことから、わからないことへ。

これが個別指導の成績UPの基本理念です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました