作文での注意点⑤

古賀市の個別指導学習塾、明徳学館です。

一人ひとりを大切に古賀市内で21年

個別指導一筋で行っています。


こんにちは、Tです

以前、作文での注意点について、

何回かブログでお話しさせて

いただきましたが、

最近、作文の添削をしていて

気になったことがあったので、

ここでお話しします


その注意点は、明確な理由付けをすることです


例えば、ボランティア啓発ポスターとして

AとB、どちらのポスターが適切か

理由を述べる問題があったとします。


そして、理由として


「Aのポスターは子どもが描かれているからです。」


これだけでは子どもが描かれていることが

ボランティア啓発とどう繋がるのか述べられておらず、

なぜAがボランティア啓発ポスターに

適切なのかの十分ではありません


「Aのポスターには子どもが描かれており、

ボランティア参加率の低い子どもの興味をひき、

ボランティア参加を促すことができるからです」


などのように、なぜAを選ぶのか、

読み手に伝わる明確な理由を述べる必要があります


添削をしている時に、生徒さんに質問すると

書きたかったことを説明してくれるので、

おそらく時間制限に焦ってしまい、

十分な理由付けとなっていないことに

気づけないのではないかと思います


このような作文にならないためには、

以前のブログでもお話ししましたが、

作文を書き始める前に書きたいことをメモして、

要点を整理することや

相手に伝わりやすい文章を

書くことを心掛けることが大切です


作文を書くとき、どうしても主観的になってしまい、

自分の頭の中で自己完結して

過程の部分を作文に書かない生徒さんがいます


しかし、それでは事実と結果のみが

書かれた作文となり、第三者である読み手には

理解しにくい内容となってしまいます


誰が読んでも伝わる作文となっているか、

常に意識して作文を書くことが必要です


また、時間内に余裕をもって

作文を書き終える練習をして、

最後に内容を見直す時間が

取れるようにすることも良いかと思います


もうすぐ3月となり、入試まであとわずかですが、

最後まで一緒に対策を進めていきましょう



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