塾長の独り言より

短期集中コースで生徒を募集する際に、裏面に塾長の独り言というコラム的なものを書いています。

今日はその中からノートの取り方・問題集の使い方について書きます。



★ ノートの取り方

できない生徒ほどノートにびっしりと字を書き込みます。

したがって、学習を始めるときはまずはノート指導から始める必要があります。

1.日付の記入

2.ページ

3.問題番号

ごちゃごちゃの生徒が多いです。

後で見直そうとしても探すのに苦労します。きちんと記入するように指導をします。

4.計算のスペース

几帳面な生徒にありがちなのですが、計算を別の用紙にしていることがあります。

ところが間違えたときにチェックができません。

ノートに計算を残すように指導をします。

5.計算の場所

計算を小さく書いては消す生徒、上に書く生徒、色々なケースがあります。

計算はチェックをしやすいように真横に大きく書いて残すようにします。

今日数学を見た生徒は1行も空けずにびっしりと計算問題を解いていました。

約分を狭いスペースでやっていたために、前の問題の答えと約分の数字をとり違えていました。

計算のスペースをゆったりとらないとこういうつまらないミスを繰り返します。

とにかくスペースをゆったりとって計算をするのが原則です。

★ 問題集の使い方―誰でもできて確実に力を付けるノウハウ

私の教室では、基本的に、生徒には問題集へ答えの書き込みをさせていません。

書き込むのは問題集の問題番号の横に

「○と×」

の印だけです。  ※○は正解、×は不正解というように、振り分けます。

これは数学のノートだけではなく、英語や理科・社会・国語も同じように印を付けていきます。

tyle=”FONT-FAMILY: "MS Pゴシック"; FONT-SIZE: 12pt”>生徒に書き込みをさせてしまうと、2度使うことができなくなります。ですから、生徒には問題をノートにやらせるようにしています。

上記の印を付けると問題集を見ただけで、

●どの問題ができて、どの問題ができていないか

が一目瞭然です。

間違えた問題を次回に再度やる習慣がつくだけでも、徐々に力をつけていくのが指導側でも分かるようになります。

同じ問題を何度もやらせることには意義があります。

2度、3度とやるうちに解く時間も短くなってきます。

「ようやく解ける」レベル → 「すぐに確実に解ける」レベル

に力がアップしてきます。

そうすると、不思議にさらにもう少し上のレベルの問題も解けるようになってきます。

できる生徒ほど繰り返しを大切にし、できない生徒ほど繰り返しを嫌がる傾向があります。

1冊の問題集をパーフェクトにマスターできれば、かなりの力がつきます。

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