理解度のチェックの必要性・御礼

中3のBさん、

「塾長、できました!」

の声。

入試の問3の問題3題がパーフェクトにできて丸がつけられています。

ただ、私はBさんの関数のレベルを知っています。

おそらく1次関数の直線の式も求められないでしょう。

Bさんが自分で解いていないのは明らかです。

日ごろ、その生徒がどの程度までできるかと言うことを頭に入れて指導をしています。

いかにそのできるレベルを上げていくかが指導者としての役割になります。

この問題は無理かなと言うときに解いている様子を見れば理解しているかがわかります。

鉛筆が止まらずに動き続けます。

わかっていなければ横で見ていて、もたもたしています。

・必要なグラフが書いてあるか?

・分かっている条件が書き込まれているか?

・後から求めた座標等が書き込まれているか?

問いている様子で理解度がおおよそ分かります。

Bさんには直線の指揮を求める基本問題をやらせてみました。

しかし、案の定、解けませんでした。

この直線の式を求めることができなくて入試の問3を3題ともできることはありえません。

生徒の

「分かりました。」

「できました。」

と言う言葉を信じてあげたいところですが、下位生ほど、できないのに分かるふりをします。

それを見抜いてチェックを入れないと、

「普段はできるのに、テストではできない。」

この数百回、数千回(?)も聞いたこの言葉につながります。

常に

★理解度のチェック★

を欠かすことはできません。

個別指導では生徒1人1人の解いている様子まで横で見ていることができます。

生徒をしっかりと見ることが非常に大切です。

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今日で2011年中の全授業を終了します。
今年はこのブログをはじめたり、塾の仕組みをリニューアルしたりと
大きく変わった年になりました。
来年、2012年が皆さんにとって良い年となりますように
心よりお祈り申しあげます。
ありがとうございました。
来年も古賀市の個別指導、明徳学館をよろしくお願いいたします。

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